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2020/01/04 20:43

前回、前置きが長くなりすぎて作業部分がはじめられなかったので、今回はどんどん進めていきたいと思います。


今回の機体コンセプトやパーツリストは下記の前回記事をご参考ください。

FETtec KISS FC +Marmotte 5" <1>パーツ紹介

https://dayscape.theshop.jp/blog/2020/01/03/232722



さて、Marmotte 5" に4in1ESCとFCをスタックする場合、フレームの高さが20mmであまり高さがない為、使用するネジがシビアになります。今回は散々試したり検討した結果、M3 20mmのネジが入手しやすく、ちょうど良い事がわかりました。メインプレートの厚さが4mmある為、残りの16mmを使ってFCとESCを重ねていくイメージです。



FCとESCの間もかなりシビアな為、手持ちで都合の良いナットがなく。ホームセンターへ走って上記のプラスチックナットも購入しました。こちらは厚さが大体2.3mmくらいのナットです。



上記がFETtecのFCとESCですね。写真ではキャパシターが右側に写っていますが、キャパシターを含めて写っている同封物は全てESCに付属します。左端に写っているケーブルでFCと簡単接続できます。


接続方法は下記のブログを参照しました。KISS関連のわかりやすい配線図を多く情報共有されている人で、凄く参考にしています!

https://blog.seidel-philipp.de/



ESCとFC部分に関しては上記画像中央の白い←→で記載された部分。こちらがESCに付属するケーブルで簡単接続できます。


今回VTXもTBS Unify Pro32 Nanoのため、上記画像と同じになりますね。




もしOSDが欲しい場合は上記画像が参考になりそうです。



さて、ESCですがスタック用の穴は開封したままだと3インチ機などでよく使われるM2ネジ用になっています。Armattan Marmotte 5"は20mmスタック用の穴があるのですが、サイズがM3なので穴をM3用に変更する必要があります。



その場合、穴にマイナスドライバーを差し込み、回せば簡単に穴が広がり、M3のサイズになる、と、FETtecの動画では言っていたのですが。



うーん、惜しい、もうちょっと広がりが足りませんでした。



高さがないながらもなるべくソフトマウントにしたいという事もあり、ヤスリで余裕を持たせるように削りました。



続いてFC。FETtecのFCは30mmM3、20mmM2→M3と、その他にも長細い穴が空いていてかなりの種類のフレームに搭載する事が可能な作りになっています。こちらもドライバーで広げた後にヤスリで削ったのですが、穴の内側は近くを基板のプリントが通っている箇所があり、注意しながら削っていきます。外側へは割と余裕があった感じがします。



一旦重ねてみて、収まるか確認しました。下から金属ナット、ラバードーナツ、ESC、ラバードーナツ、プラスチックナット、ラバードーナツ、FC、ラバードーナツ、プラスチックナット!

基板を上下ラバードーナツで挟み、なんとなくソフトマウント的にしている感じですが、基板同士やメインプレートとESCも接触せずに希望の高さに収める事ができました。



配線を考えます。今回は自作したXT60ピッグテールを使用しました。



XT60コネクター(オス)にETHIX QUAD-BUILDER ケーブルセット14awgワイヤーの赤と黒をハンダ付けし



ハンダ部分を伸縮チューブでカバーし



さらにコネクターを半分くらい覆うように伸縮チューブでカバーしました。この最後の伸縮チューブを付けておくとバッテリーを抜き差しする時に指が滑らなくて使いやすいです。



下記のFETtec ESC 4in1 4-6S 35Aのマニュアル

https://fettec.net/media/pdf/3c/9e/a2/FETtec_ESC_35a_Manual.pdf

によると、5インチ機の場合4Sでも付属のキャパシターを使用するのが良いとの事なので、マニュアル通りにキャパシターを取り付けます。FETtec ESC 4in1にはキャパシターを取り付ける為の小さな穴が電源のハンダパッドと四隅に空いていて、使ったら便利かなと思ったのですが。



今回はESCの裏側にETHIX QUAD-BUILDER ケーブルセット26awgケーブルを使用してとりつけました。



電源ピッグテールもハンダ付けし、キャパシターとの位置関係はこんな感じのイメージ。

さらに、FETtec KISS FCとの接続ケーブルも差し込んでおきます。



さらに、モーター用のケーブルをハンダしました。今回モーターはアームにつけるタイプのESCとの組み合わせで使用していたものなので、ワイヤーを延長して繋ぎます。



モーターにも繋ぎました。4in1はスタックの高さの問題だけ解決できれば、他の作業が楽ですね。



さて、次の作業へ行く前にキャパシターとメインフレームが接する部分にクッション入りの両面テープを貼って振動を受けないようにケアしておきます。



さらに、周辺の便利な穴を使ってタイラップで固定しました。


あと、上記の写真の時点ではFoxeer Predator Mini V3ですが、FPVカメラのOSD表示用の配線を電源のプラスにハンダしています。赤いワイヤーの根元に見えるピンク色のワイヤーがそれですね。


ESCの組み立ては大体こんな感じだったのですが、FETtec ESC 4in1 4-6S 35Aを組んでみて、小型の為かハンダパッドがやや小さめな印象を受けました。うっかりハンダを盛り過ぎると隣のプラスとマイナスがアースしてしまう位近かったりするので、その点は要注意です。


このコンパクトさでKISS FCにしっかり対応していて6Sが使用できる4in1ESC。APEXとの相性はもちろん抜群だと思うのですが、小型の機体に多くの選択肢をもたらすのではないかと思います。


よく勘違いされてしまうのが、FETtec ESC 4in1 4-6S 35AはKISSなのか?という事。答えはNoで、FETtec ESC 4in1 4-6S 35AはKISSのESCファームウェアで動作するのではなく、FETtec 独自のファームウェアで動作するESCです。


実はこの後のシリーズで予定している内容にも関わるのですが、KISS FCにBLHELI_32ファームウェアのESCを搭載して飛ばす事も出来ます。それではBLHELI_32とかわらないのではないか?とも考えられます。

しかし、KISS FCとBLHELI_32を組み合わせた場合、KISS FCのUSBコネクタを介してESCへはアクセス出来ないのですが、KISS FCのUSBコネクタからFETtec ESC 4in1 4-6S 35Aへアクセスが可能です。


FETtecのGUIでの設定変更やモーターの回転方向の設定なんかもKISS FCのUSBを経由しておこなう事が出来ます。あと、Dshot2400が利用できる点も大きな違いで、実際に飛ばしてみるとほぼKISSでした。


ESC以外全て同じ機体条件でKISS純正と比較した訳ではないので、細かいところまではわかりませんが、KISSとBLHELI_32の組み合わせと比べるとFETtec ESC 4in1 4-6S 35Aのフィーリングは圧倒的にKISSよりです。


5インチ機では20mmスタックが利用できるフレームが新しいものしかないので、このままのスペックで30mmスタックのモデルが出たら、5インチには嬉しいなぁと思う一方で、FETtecのエレクトロ二クスはすぐにメーカー在庫が枯渇してしまうので。贅沢を言っていないで貴重なESCを大切に使おうと思います。


今回はここまで。




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是非ショップも覗いていってくださいね。